世界各地で起きている“分断”をどう乗り越える--「朝日地球会議2017」が10月開催

 朝日新聞社主催による、社会課題の解決策を探るイベント「朝日地球会議2017」が、10月1~3日の3日間、東京千代田区のイイノホールと帝国ホテルで開催する。環境先進都市、フェアトレード、仮想現実(VR)などを取り上げる。

 朝日地球会議は、2008年から2015年まで毎年開催してきた「朝日地球環境フォーラム」を含め10回目を迎えるイベント。2016年に朝日地球会議へとリニューアルした。2017年のメインテーマは「分断から共存へ 私たちが進む未来」。世界各地で起きている分断をどのように乗り越えていくのかをパネルディスカッションや講演、スペシャルトークなどを通して探る。

 米サザンメソジスト大学教授、タワーセンター政治学研究所長 ジェームズ・F・ホリフィールド氏と首都大学東京教授の木村草太氏が、「壁が世界を分断する?」をテーマにパネルディスカッションを行うほか、東京都知事の小池百合子氏が「持続可能な環境先進都市・東京を目指して」について講演。基調講演には社会学教授、マックス・プランク社会研究所名誉所長のヴォルフガング・シュトレーク氏、コレージュ・ド・フランス教授(近現代政治史)のピエール・ロザンヴァロン氏が登場する。

 このほか、建築、アート、フェアトレードなど、幅広いテーマを扱うほか、パネル討論として、演出家の宮本亜門氏らが登壇する「仮想現実(VR)と芸術・文化の出会い」や東京理科大学の副学長である向井千秋氏らによる「カリスマ経営者はなぜ宇宙ビジネスに向かうのか」などを予定している。

 会場は、1日目となる10月1日がイイノホール、2、3日目の10月2〜3日が帝国ホテル。参加は無料で、専用サイトからの申し込みが必要になる。

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