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5cm角のモバイル超小型レーザーカッター「Cubiio」--彫刻機としても機能

 家庭などで物作りをする際、レーザーカッターやレーザー彫刻機が使えると制作の幅が広がる。そのため、「Mr Beam II」や「XPlotter」といった比較的コンパクトなデバイスを取り上げてきたが、それなりに大きく、部屋の一角を占領されてしまう。

 そこで今回は、手のひらサイズの超小型レーザーカッター「Cubiio」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。


手のひらサイズの超小型レーザーカッター(出典:Kickstarter)

 Cubiioは、50mm角の立方体で、重さが150gしかないレーザーカッター。素材の表面を焼いて文字や絵を描く彫刻機としても使える。このサイズなら家庭で無理なく使えるだけでなく、持ち歩いて外出先でも利用できる。


まるでアクションカメラのようなコンパクトさ(出典:Kickstarter)

作品例(出典:Kickstarter)

 加工可能エリアは100×100mm。スマートフォンとBluetoothで連携し、アプリから無線制御する。底面に三脚用のネジが設けられており、使う場所を選ばない。デスクトップ型のデバイスと違い、垂直な面に対しても使える。


加工可能エリア(出典:Kickstarter)

垂直な面に対しても使える(出典:Cubiio公式Facebookページ)

 カットや彫刻を実行する前に、プレビュー機能でレーザーが正しい範囲から逸脱しないかなどの確認が可能。同じデザインで複数切り出したり刻印したりする場合には、バッチ機能が便利だ。

プレビュー機能で失敗を未然に防ぐ(出典:Kickstarter) プレビュー機能で失敗を未然に防ぐ(出典:Kickstarter)
バッチ機能で同じデザインを量産(出典:Kickstarter) バッチ機能で同じデザインを量産(出典:Kickstarter)

 レーザーカッターとしては、紙や布、皮、木材を切断できる。これらの素材には、刻印も施せる。不透明なアクリルには、刻印のみ施せる。金属には対応していない。


加工可能な素材(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月20日まで。記事執筆時点(日本時間8月17日18時)でキャンペーン期間は34日残っているが、すでに目標金額2万5000ドルの11倍を上回る27万5000ドル強の資金を集めている。

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