LINE、AIスピーカ「WAVE」を8月23日から発送--ソフトウェア不具合で遅延

 LINEは8月17日、出荷を延期していたAIスピーカ「WAVE」を8月23日から順次発送することを発表した。当初は7月下旬~8月上旬に出荷する予定だったが、これを8月上旬~中旬に延期していた。ソフトウェアの一部に不具合が生じたため、発送が遅延していたという。

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音声AI「Clova」を搭載したスマートスピーカ「WAVE」

 WAVEは、「Clova」と話かけると音声でコミュニケーションができ、「LINEニュース」と連携したニュースや天気情報を教えてくれるほか、EC、カレンダー、翻訳などのサービスを利用できる。また、「LINE MUSIC」が提供する4000万の楽曲を再生でき、その時の雰囲気やユーザーの好みに合った楽曲をレコメンドしてくれるという。

 メッセージアプリ「LINE」とも連携し、新着トークの通知や内容の読み上げ、トークの返信もすべて音声でコントロールできる。また、LINE内外のサービスと連携し、「LINEショッピング」やフードデリバリー、チャットボットプラットフォームとも連携するという。5メートル離れた場所からでも声を聞きとることができ、赤外線コントローラに対応する家電のオンオフも音声で操作できる。

 正式版は2017年秋ごろに発売予定で、価格は税別1万5000円。今回出荷される先行体験版は税別1万円と安価だが、正式版の提供と合わせてアップデートし、正式版と同様の機能が利用できるようになるという。

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