クラウドリアルティ、保育所用地取得のためファンドを開始--渋谷区上原で

 クラウドリアルティは、渋谷区上原に保育所とシェアハウスが融合したシェアリング施設「Miraie代々木上原」の保育所用地取得のためのファンドを募集開始すると発表した。シェアハウス併設型、企業主導型保育所事業を手がける予定の土地を取得し、施設運営者に対する賃貸と売却を目的とした投資をする。


渋谷区上原シェア保育園ファンドの募集ページ

 対象物件は、渋谷区上原地区で、渋谷区内では最も待機児童人数が多い地区とのこと。保育施設の運営は、幼稚園や保育園を中心に、複数の施設運営の実績を有する学校法人 正和学園が担い、シェア施設の運営は、シェアハウス「Miraie」の運営経験をもつメンバーが代表を務めるmazelが行う。

 保育事業は、企業主導型保育制度を活用し、提携企業社員の子どもが優先的に入所できる仕組みで、提携企業も受付中。地域枠も設け、近隣の待機児童解消にも貢献する予定だ。

 プロジェクト終了時にはmazelに売却し、保育所、シェアハウスとして継続して運営することを想定している。


概要図

 募集総額は1億7400万円で、想定運用期間は36カ月。想定利回り(IRR)は6.5%(税引前)。1口5万円で、最低出資口数は2口になる。

 クラウドリアルティは、P2P型の不動産クラウドファンディングサービス「Crowd Realty」を運営。6月に国内1号案件「京町家再生プロジェクト」が募集期限前に満額成立したと発表している。

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