モバイク・ジャパンは8月15日、自転車シェアリングサービス「Mobike(モバイク)」を日本でも展開すると発表した。
Mobikeは、中国発の自転車シェアリングサービス。Mobikeは、GPSやスマートロックテクノロジを搭載したオリジナルの車体を採用。Mobikeアプリを通して近隣のMobikeを探し、目的地の近くのモバイク駐輪スペースで自由に降りられる。2016年4月22日に上海市で事業を開始してから約15カ月で導入都市が150都市を超え、中国、シンガポール、イギリス、イタリアに続く5カ国として、日本でのサービスを開始する。運営は、モバイクが2017年6月に日本支社として設立したモバイク・ジャパンだ。
国内での展開に伴い、札幌市の中心部にある「札幌市北3条広場」(アカプラ)にて8月22日にイベントを開催する。アカプラ会場内でのアプリ施錠体験、Mobikeの走行体験や写真撮影などが行われるほか、シェアリングエコノミーの今を解説するビジネスフォーラムをニューオータニイン札幌にて開催する。
同社によると、各地の行政、民間事業者と協議を行いながら準備を進めているとしており、今回ローンチとなる札幌市では、サッポロドラッグストアー、セコマ、石屋製菓、藤井ビルなど、地域に根ざした企業の協力のもと、Mobike駐輪スペースを設置する。
また、札幌市、さっぽろ産業振興財団、No Maps実行委員会と連携し、Mobikeから生まれるビッグデータを「札幌市ICT活用プラットフォーム」へ提供する協議を進めているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」