Walt Disneyは、同社ブランドの消費者向け映像ストリーミングサービスを2019年に開始すると発表した。これに伴い、Netflixで提供中の配信サービスを2018年に終了させる。
DisneyがNetflixと配信サービスの契約を締結したのは2012年だが、実際にサービスを始めたのは2016年9月になってから。米CNETは今回の件についてNetflixにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかったという。
新たにDisneyが開始する自社ブランド配信サービスは、米国家庭向けの有料ビデオオンデマンド(VOD)サービス。DisneyおよびPixarの映画やテレビ番組を提供する予定。2019年のサービス開始時点では、新作の「Toy Story 4」(「トイ・ストーリー4」)、「Frozen」(「アナと雪の女王」)の続編、「The Lion King」(ライオンキング)の実写版など、人気作品を用意するという。
さらに、Disneyは傘下のスポーツ番組専門テレビネットワークであるESPNのブランドを活用し、スポーツ関連の映像ストリーミングサービスを2018年の早い時期より提供する。大リーグ野球(MLB)や北米アイスホッケーリーグ(NHL)のほか、サッカー、テニス、大学スポーツなどの試合映像をライブ配信する予定。
なお、Disneyは独自ビデオ配信サービスの開始に先立ち、ストリーミング配信サービスを手がけているBAMTechの株式を75%まで買い増しする。取得価額は15億8000万ドルの見通し。
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