Walt Disneyの関連会社であるDisney Enterprisesは、スマートフォンやタブレットなどと連携可能な、インタラクティブ性のある絵本の実現に必要な技術を考案した。同社がこの技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間11月24日に「INTERACTIVE BOOK WITH PROXIMITY, TOUCH, AND/OR GESTURE SENSING」(公開特許番号「US 2016/0343264 A1」)として公開された。出願日は2015年9月9日。
この特許は、複数ページで構成された絵本などの書籍に各種センサやプロセッサ、無線通信モジュールなどを組み込み、読者の動きに応じて、連携させた何らかのメディアデバイスに反応を起こさせる仕組みを説明したもの。紙面に対するタッチやジェスチャー、手を近づける動作などで、スマートフォンやタブレット、PCなどを反応させる技術だ。
例えば実施例のなかでは、絵本のあるページに描かれた茂みのベリー(以下のFig. 5aの525で示された部分)に触れると、センサが接触を感知し、580のデバイスにベリーの画像を表示する。さらに、デバイス上のベリーには、ユーザーが操作できるような仕掛けも組み込める。
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