立秋を過ぎ、暦のうえでは残暑と呼ぶべきなのだろうが、この暑さはとても風流と言い難い。猛暑や酷暑という表現がふさわしいほどで、外出に身の危険を感じる。そこで、買うだけ買ってプレイできずにいた積みゲーを、エアコンの効いた快適な室内で片っ端から片付けよう。
タイミングよく、そんなときに大活躍しそうなゲームコントローラ「ALL Controller」を見つけたので紹介する。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
ALL Controllerは、Windows、Mac、Linuxを搭載するPCのほか、AndroidおよびiOSベースのスマートフォンとタブレット、「Android TV」「Apple TV」デバイス、ゲーム機「PlayStation 3(PS3)」「PlayStation 4(PS4)」「Xbox 360」「Xbox One」で利用可能な、汎用コントローラ。任天堂の「Nintendo Wii」「Nintendo Wii U」「Nintendo Switch」にも対応する予定という。対象デバイスに専用のUSBドングルを装着すると、ワイヤレスまたはUSBケーブル経由で接続し、ゲームやアプリの操作に使える。
多彩なデバイスで利用可能なだけでなく、ALL Controllerはカスタマイズ性にも優れている。ユーザーの好みに合わせてボタンのマッピングやマクロ操作、ジョイスティックの感度などが設定できる。マッピングやマクロ設定などの作業は、ALL Controllerの画面上で操作し、ほかのデバイスを使う必要がない。
各設定は、プロファイルとしてALL Controller内に保存できる。保存可能なプロファイル数は最大16個で、使う際には簡単に呼び出せる。
ALL Controllerには、マウスおよびキーボードとして作動するドライバも用意されている。そのため、ゲームコントローラ非対応でキーボード操作するような古いゲームでも、コントローラによる快適なプレイが可能だ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月15日まで。記事執筆時点(日本時間8月9日11時)でキャンペーン期間は37日残っているが、すでに目標金額7万5000カナダドルの2倍を上回る約16万6700カナダドルの資金を集めている。
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