ライフログテクノロジーは8月8日、ユーザーから収集した食事画像データを自動的に判別する人工知能を自社開発したと発表した。
同社は、日々の食事や運動の記録・管理ができるヘルスケアアプリ「カロミル」を運営する。2015年12月のサービス開始以降、カロミルを通してユーザーから取得した食事画像と、同社が保有する食事画像を合わせた約20万件を用いて、機械学習を開発してきた。
今回、ユーザーから収集した食事画像のうち、 機械学習に用いていない写真をテストデータとして無作為に1万5000件を選び、開発した食事画像認識AIに料理判定(食製品を含む)させたところ、その識別率は82%になったという。
なお、今回開発した食事画像認識AIのヘルスケア アプリ「カロミル」への実装は8月下旬を予定しており、ユーザーの食事記録のステップがこれまで以上に短縮化される見込み。カロミルでは、月10回まで食事(外食、自炊を含む)の写真をもとに管理栄養士や栄養士が無料で栄養計算する機能を備える。
また、蓄積されたライフログからユーザーに最適な食事や運動の提案を自動的にする機能も実装予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果