米国時間8月3日に公開された特許出願書によると、Appleは「iPhone」や「iPad」などの携帯端末のプライバシーを高めるスクリーンの開発に取り組んでいるようだ。
「Displays With Adjustable Angles-of-View」(視野角を調整可能なディスプレイ)と題されたAppleの特許出願書は、バックライト照明を修整して視野角を狭めることのできる、電子的調整が可能なレンズの使用に言及している。
Appleは「ディスプレイは通常、ディスプレイに対するユーザーの位置の移動に対応するため、比較的広い視野角に画像を表示するように設計される。ノートPCなど、ディスプレイを搭載する端末を公共の場で使用するときのように、広い視野角が望ましくない状況もある。プライバシーが犠牲になるからだ」と出願書で述べている。
このアプローチは、取り付け可能なフィルタを使用する代わりに、一連の基板層という形でディスプレイに統合され、それらの基板層の間には液晶素材の層が挿入される。これにより、基板層にカラーフィルタと薄膜トランジスタを搭載することが可能になる。
液晶層は、電極を使って制御することができる。これにより、フィルタ層の一部を暗い、または半透明の状態に変えて、ディスプレイの視野角を制限することが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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