Snapがついに、独自のドローンを手に入れるかもしれない。
すぐ消えるメッセージアプリ「Snapchat」を提供する同社は、ドローンを開発するZero Zero Roboticsの買収に向けて交渉中だという。The Informationが米国時間8月2日に報じた。
北京を拠点とするZero Zero Roboticsは、自撮りドローン「Hover Camera Passport」の開発で最もよく知られている。500ドルでカメラを搭載するこの折り畳み式ドローンには、顔認識機能やジェスチャ制御機能が搭載されている。Zero Zero Roboticsは4月、Hover Camera PassportをApple.comとApple直営店で独占販売する契約をAppleと締結している。
買収金額はまだ議論に上がっていないが、Zero Zero Roboticsは2016年、IDG、GSR Ventures、ZhenFund、ZUIGをはじめとする投資企業から2500万ドルを調達したと発表していた。
以前はSnapchatという社名で知られていたSnapは2016年に社名を変更し、カラフルなメガネ型カメラをリリースした。2017年に入ってからは、独自のドローンの開発に取り組んでいると報じられていた。このドローンが実現していれば、上空から撮影されたスナップをSnapchatのフィードに投入するのに使われていたかもしれない。
Snapは、今回の報道に関するコメントを避けた。Zero Zero Roboticsにもコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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