プレンプロジェクトは8月2日、中国大手メーカーのGoerTekグループと2016年に設立した合弁会社「PLENGoer Robotics」を解消することを発表した。
PLENGoer Roboticsの主要事業であるサービス・ロボットの開発・生産・販売事業は新会社の「PLEN Robotics」へと譲渡される。また、開発中のパーソナル・アシスタント・ロボット「PLEN Cube」に関する一切の業務についても、今後は新会社で行われる。クラウドファンディングでのキャンペーンも新会社で実施するという。
同社によると、今回の新会社設立とジョイント・ベンチャーの解消は、パートナーのGoerTekグループとの間で、開発や生産についての考え方に相違があったことによるものだという。
GoerTekグループの量産のノウハウや、音響を中心とする技術、強力な生産能力は魅力的だったとしつつも、現段階では製品を安価に大量生産するのではなく、まずはPLEN Cubeを世に送り出し、ユーザーからのフィードバックを受けながら改良と再設計を繰り返し、着実に作り上げていく方が大事だと考えた結果だとしている。
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