Googleは米国時間7月19日、「Google Play Protect」の提供を開始したと見られる。Google Play Protectは「Google Play」の新機能で、「Android」搭載デバイスに損害を与えるおそれのあるアプリを探すとともに、デバイスのセキュリティについてユーザーにより詳しい情報を提示する。
Play ProtectはユーザーのAndroidデバイスを自動的にスキャンして、デバイス、データ、アプリを安全な状態に保つ。Googleの「Verify Apps」機能に代わるもので、ユーザーが気づきやすくなったほか、セキュリティスキャンに関する詳細な情報を提供する。
機械学習を利用して毎日500億本のアプリをスキャンし、疑わしいマルウェアや悪意のあるマルウェアがないか確認する。マルウェアが「Google Play Store」に入り込まないようにするセーフチェックの仕組みもあるが、サードパーティーのマルウェア研究者から報告を受けるまで認識されないこともある。Play Protectは、Play Storeからダウンロードされたものでないアプリもスキャンする。
Googleはさらに、Play Protectに「Find My Device」機能を組み込んで、紛失した端末を探すこの機能に必要な改良を施した。そうした改良には、新たなアイコン、より使いやすくなったインターフェース、新しいバッテリおよびWi-Fiステータス表示、デバイスが最後に確認された場所に関する詳細情報などがある。
Play Protectは段階的にリリースされており、「Play Services 11」以降が必要なようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス