米国内のサムスン「Galaxy S8」と「S8+」のユーザーは米国時間7月19日より、同社のパーソナルアシスタント「Bixby」の音声機能を利用できるようになる。
同日から、Bixbyが対応する数少ない言語のリストに、英語が加えられたのだ。これまで、Bixbyは韓国国内でのみ利用でき、対応言語も韓国語だけだった。
Galaxy S8に搭載されているBixbyは、これまでも米国内で利用できたが、このサービスの最も重要と思われる機能、すなわち音声による対話の機能が欠けていた。最近の報道では、Bixbyの理解力と機能を改善するのに必要な英語データが不足しているため、サムスンはBixbyの音声機能のリリースを2017年内のさらに先の時期まで延期し、おそらくは待ち望まれている「Galaxy Note8」の発売に合わせて発表するのではないかとも言われていた。
Bixbyの音声機能は、当初は3月にGalaxy S8との同時リリースを予定しており、そのように発表もされていた。ところが、予定より遅れたS8の出荷開始を目前に控えた4月に、サムスンはBixbyでは音声機能を(一時的に)利用できないことを明らかにした。
その後5月に入り、韓国国内でBixbyの音声機能の提供が始まり、6月には米国内で英語ユーザー向けの先行アクセスプログラムが始まっていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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