エプソンは7月19日、歩数や気圧などの各種センシングデータをアナログ針で指し示せる新ブランドのアナログウオッチ、「TRUME」(トゥルーム)を発表した。スマートフォンなしに利用できる。メーカー希望小売価格は24万円~28万円(税別)。9月28日より順次発売する。
TRUMEは、「TRUE(真実)+ME(自分)」の造語で、“真実の自分を見つけるための人生の羅針盤となる”という思いを込めたブランドだ。
ウオッチ本体に搭載されたGPSセンサ、気圧・高度センサ、方位センサを稼動させながら、さらに、オリジナルの外部センサである「エクスパンデッドセンサー」とのデータ通信も行える。
上位機種に付属するエクスパンデッドセンサーは、温度、紫外線、歩数、消費カロリーを計測できる。重さは約21.0g(電池含む)。測定結果は、時計本体にあるアナログ針を使って表示される。ウオッチ本体とセパレートにしたことで、温度などのデータも体温の影響を受けずに精度よく測定できるとしている。
なお、各種データはBluetooth通信でウオッチ本体へ送られ、アナログ針で表示する。時計本体は、光発電で駆動し、室内光の明るさでも十分に充電できるという。3日以上光が当たらないと針の動きを一時的に止めるスリープ機能や、明るさを感知して室内外どちらの環境にいるかを識別して屋内ではGPS電波の受信をストップさせるなど、きめ細かい省電力制御により、定期充電不要で駆動し続けるとしている。なお、エクスパンデッドセンサーはCR2032(コイン型リチウム電池)で駆動する。
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