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ちょっと変わったiPhone用ケースたち--赤外線リモコン付きとスピーカ搭載

 Appleのスマートフォン「iPhone」は、展開しているモデルの種類が少なく、複数世代にわたってボディのサイズやボタン、コネクタの位置が変わらないモデルもある。そのため、利用可能なアクセサリの種類が豊富で、特にケースは多彩なデザインや機能のものが選べる。バッテリ内蔵型や3.5mmイヤホンジャック付きのケースなど、珍しくなくなった。

 今回は、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援を募集中のバッテリおよびイヤホンジャック搭載iPhone用ケースのうち、実用性の高い機能をさらに備えているものを取り上げよう。

iPhoneを家電用リモコンに

 最初に紹介するのは、汎用の赤外線(IR)リモコン機能をiPhoneに付加するジャケット型ケース「Pi Case」。テレビやエアコンなど、赤外線で操作可能なさまざまな家電製品に対応している。


iPhoneが赤外線リモコンになる(出典:Indiegogo)

 リモコンとして使う方法は、Pi Case背面に設けられたボタン「Quick Button」を押す、専用アプリを利用、音声コマンドで操作、という3種類。Quick Buttonはアクセスしやすいので、テレビやエアコンのオンとオフなど、頻繁に実行する操作をアプリで割り当てておくとよいだろう。クリックする回数を1回から3回まで変えることで、3つの操作を使い分けられる。


頻繁に実行する操作は背面のボタンで(出典:Indiegogo)

 内蔵バッテリの容量は2400mAh。iPhoneへの充電をボタン操作などして手作業で開始する必要はなく、iPhoneのバッテリ残量が少なくなると充電が自動的に始まる。Pi Caseのバッテリ残量は、背面のLEDで確認可能。

 底面の3.5mmイヤホンジャックを使えば、「iPhone 7」でも有線イヤホンで音楽が聴ける。隣に設けられているLightningコネクタとの同時使用も可能で、充電しながら音楽を楽しめる。


イヤホンとLightningケーブルを同時に接続(出典:Indiegogo)

 対応しているiPhoneは、iPhone 7/6s/6。MFi認証を受けているので安心だ。サイズは148.5×71.4×14.3mm、重さは80g。オプションとして、磁石の力で部屋の壁や自動車のダッシュボードに吸着させるマウントと、磁石で接続させられる同期用ケーブルを用意している。


磁石でさまざまな場所に固定(出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は1万5000ドル。記事執筆時点(日本時間7月19日14時)で約7000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと23日ある。

3wスピーカ内蔵で音楽を

 2つ目は、背面に出力3wのフルレンジスピーカを搭載したジャケット型ケース「Duo Slim」。オーディオ機器などがない環境で仲間と音楽を共有したい場合に活躍するだろう。もちろんイヤホンジャック経由で音楽を聴くことも可能。


スピーカ搭載iPhoneケース(出典:Duo Slim公式Facebookページ)

 内蔵バッテリ容量は、iPhone 7用モデルが2200mAh、iPhone 7 Plus用モデルが3000mAh。底面のLightningコネクタからは、Duo Slimの内蔵バッテリとiPhoneのバッテリの両方を同時に充電できる。

 対応しているiPhoneは、iPhone 7/6s/6/7 Plus/6s Plus/6 Plusと、サイズは160×71×21mm。こちらもMFi認証を受けている。

 Indiegogoでの目標金額は1万5000ドル。記事執筆時点(日本時間7月19日14時)でキャンペーン期間は24日残っているが、すでに目標を上回る約1万8000ドルの資金を集めている。

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