女性向け動画メディア「C CHANNEL」が動画ECに本格参入--第1弾はサマンサタバサ

藤井涼 (編集部)2017年07月14日 15時46分
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 女性向け縦動画メディア「C CHANNEL」を運営するC Channelは7月14日、ファッションブランド「Samantha Thavasa」を展開するサマンサタバサジャパンリミテッドと連携し、動画コマースを本格展開することを発表した。第1弾として、モデルのミランダ・カーさんを起用し、秋冬の新作ラインアップを同日より先行販売する。

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C Channel代表取締役社長の森川亮氏(右から2人目)と、サマンサタバサのファッションアイテムを身に着けた人気クリッパーの3名

 C CHANNELは、ファッションやヘアメイク、DIYなど、女性が関心の高いテーマを中心に、さまざまな約1分間のハウトゥ動画を配信するアプリ。クリッパーと呼ばれる、タレントや読者モデルなどのインフルエンサーを採用しており、スマートフォンに最適化した縦型の動画に特化していることが特徴だ。500名以上のクリッパーを抱えており、自社スタジオを設けて動画を撮影・制作している。

 制作した動画は、LINEやFacebook、InstagramなどのSNSにも拡散。さらに、アジアを中心とした10カ国で現地のSNS向けに動画を配信しており、台湾、タイ、韓国、インドネシアの4カ国では現地にスタジオを設けて、独自の動画を配信しているという。ユーザー数は世界で1800万人、日本国内で1040万人におよぶ。また、月間の最大再生数は世界で6億6000万再生を突破しており、最大7億3000万リーチを実現しているという。


最大7億3000万リーチを実現
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アジアを中心に海外10カ国で配信

 C Channel代表取締役社長の森川亮氏は「(サービス開始から)2年で10カ国に展開して、7億人以上にリーチするメディアは恐らく日本初ではないか。今後はMTVやCNNなどのように、世界に通じる動画メディアに成長させたい」と胸を張る。

 同社では2016年12月からEC事業を開始。C CHANNELアプリ内の動画や、SNSからの送客などによって商品を販売してきた。3月にはオンワードと共同ブランドを立ち上げたほか、インフルエンサーのプチプラのあやさんや、田中理奈さんによるオンラインセレクトショップを開設した。これらの結果、EC事業の売上高は約半年で10倍に増加したという。

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SNS経由での動画コマースも
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約半年でEC事業の売上高は10倍に成長

 これまでは、同社がメーカーから商品を仕入れてC CHANNEL内で販売する形をとっていたが、今後はファッションブランドがC CHANNELというプラットフォームを通じて自社商品を販売できるようになる。その第1弾となるパートナーがサマンサタバサだ。今回の取り組みでは、C CHANNEL内に特設ページを開設して、月4回ほど動画を配信しながら商品を販売するという。

 森川氏は「いままでのEコマースは欲しいと思ってから検索をして一番安いものを買うスタイルだったが、我々はまずコンテンツをみて楽しんで、欲しくなって買うという新しいコマースのスタイルを作っていきたい」と意気込みを語った。今後は、同様のビジネスモデルを海外でも展開する予定だという。

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サマンサタバサジャパンリミテッド代表取締役社長の寺田和正氏は中継での参加となった
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