Advanced Micro Devices(AMD)は、大いに待ち望まれたプロセッサ「Ryzen Threadripper」シリーズの仕様と価格、発売時期を発表した。
発表されたのは同シリーズのプロセッサ2種だ。
価格は、16コア/32スレッドで周波数3.4GHz(Precision Boostモードでは4.0GHz)の「Ryzen Threadripper 1950X」が999ドル、12コア/24スレッドで周波数3.5GHz(Precision Boostモードでは4.0GHz)の「Ryzen Threadripper 1920X」が799ドルだ。
つまり、Ryzen Threadripper 1950Xは、同等品のIntel製「Core i9-7960X」より700ドル安く、18コア/36スレッドの「Core i9-7980XE」と比べると1000ドルも安いことになる。
両モデルは、オーバークロックしやすいようにアンロックされた状態で出荷され、AMDの新しい「Socket TR4」を採用するほか、クアッドチャネル対応の「DDR4」、64レーンの「PCI Express」を搭載する。
両モデルとも8月に発売される予定だ。
AMDはデスクトップ向けチップ「Ryzen 3」の仕様と発売日も発表した。具体的には、4コア/4スレッド、「Zen」ベースのデスクトップ向けプロセッサ2種類だ。
「Ryzen 3 1300X」のベース動作クロックは3.5GHz(ブースト時は3.7GHz)、「Ryzen 3 1200」は3.1GHz(ブースト時は3.4GHz)。
両モデルは7月27日に各国で発売される見込みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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