Uberがロシアの事業を、モスクワを拠点とする大手配車サービスのYandex.Taxiと統合する。米国時間7月13日にブログ記事で明らかにした。Uberは3年前に、モスクワで配車サービスを開始している。
YandexとUberは新企業を設立する。食品デリバリーサービス「UberEats」も統合される。新企業は、ロシア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ジョージア、カザフスタンで事業を展開する。
Uberは、2億2500万ドルの現金を新企業に出資する。
Uberの欧州、中東、アフリカにおける事業を統括するPierre-Dimitri Gore-Coty氏はブログで「当社の事業をYandexと統合することによって、当社は新企業に非常に大きく関与することになる。新企業は設立時点で、毎月3500万を超える乗車サービスを提供し、同地域の6カ国127都市もの範囲でサービスを展開する」と述べた。
Yandex.Taxiの最高経営責任者(CEO)Tigran Khudaverdyan氏が新企業のCEOに就任する。同氏が、ブログ記事の中で明らかにした。
YandexとUberにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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