Microsoftは、米国内の交通の便が悪い僻地でさえも、高速インターネットサービスにアクセスできるようにしたいと考えている。
Microsoftは、いわゆる「ホワイトスペース」を使った無線アクセス技術の普及を計画している。Microsoftのプレジデント兼最高法務責任者、Brad Smith氏は米国時間7月10日、ブロク投稿でこの計画を明らかにした。この件は、11日に予定されているスピーチの最重要項目になるとみられる。
ホワイトスペースとは、テレビ局が放送に使っている周波数の「隙間」にある、未使用の周波数帯のことだ。
Smith氏の投稿によると、Microsoftは地域の通信会社と協力して、今後1年間に12州で12以上のプロジェクトに投資する計画だという。
ホワイトスペースの利用は、コストがかかりすぎて地方の通信プロバイダーにはDSLやケーブルといったインフラを整えられない米国内の僻地にも、インターネット接続を提供できる方法として、以前から注目されている。この周波数帯は免許制ではないので、サービスを提供する企業は無線周波数を購入する費用を負担せずにすむ。そのおかげで、VerizonやAT&Tが用いているような従来のモバイル周波数帯を使ったネット接続よりも安価に運用できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
日本独特の課題だと諦めてませんか?
国産AI「Zinrai」だから実現できること
人材不足を嘆く前にできることは何か?
専門家二人の率直な意見を紹介
オフィス家具通販のイノベーターが実現した
商品バリエーションと適正価格
AIによるコンタクトセンター業務の改革と
変わっていく人間の働き方