先週、人気の高い仮想プライベートネットワーク(VPN)サービスの1つが中国政府から停止命令を受けたことを報告し、中国がVPNへの取り締まりを強化していることが明らかになった。
だが、Bloombergの報道によると、中国は今回、国内の3大携帯電話キャリアに対して、ユーザーがそもそもVPNにアクセスできないようにブロックするよう命令しているようだという。
Bloombergの情報筋によると、国営キャリアのChina Mobileと、China Unicom、China Telecomは、ユーザーがVPNを利用できないようにブロックする措置を現地時間2018年2月1日までに講じる必要があるという。VPNを利用することで、中国市民は同国の悪名高い、いわゆる「Great Firewall」(万里のファイアウォール)を迂回することができる。Great Firewallは、中国政府が統制できないニュースサイトやソーシャルネットワーキングツール(TwitterやFacebookを含む)をブロックするフィルタだ。
Bloombergの記事は、ほかのインターネットサービスプロバイダーもこの禁止措置の影響を受けるのかどうかには言及していないが、China MobileとChina Unicom、China Telecomの契約者数を合計すると13億人を上回る。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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