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セブン&アイとアスクルが業務提携--生鮮宅配サービスを11月末に開始

山川晶之 (編集部)2017年07月06日 19時29分
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 セブン&アイ・ホールディングスとアスクルは7月6日、Eコマース事業において業務提携したと発表した。

 業務提携では、アスクルのECサービス「ロハコ」の物流プラットフォームを生かした生鮮食品サービス「IYフレッシュ(仮称)」を11月末に開始。また、ロハコとセブン&アイの「オムニ7」との相互送客を、11月末に始める。オムニ7については、EC物流、ECサイトの開発・運営の共同化に向けた検討を開始するという。


生鮮宅配サービス「IYフレッシュ(仮称)」

 IYフレッシュでは、30~40代の有職女性、子育て中の女性とその両親をターゲットに、1時間単位での小刻み配送、納品物を中心とした生鮮とセブンプレミアムをメインとした商品群、10分以内で調理可能なキットと動画を活用したメニュー提案により、新しい食のサービスを実現するという。


セブンプレミアムなど、プライベートブランドの商品も拡充する

 同サービスの展開は、11月末に新宿・文京にて試験運用を開始。2018年5月ごろに東京西部・北部、2018年中に東京23区に拡大する予定。また、2020年秋ごろに首都圏に拡大するとしている。前日夜までの注文で翌日に配達可能。到着時間帯は1時間単位で指定でき、AIを活用することで不在率の大幅削減を可能にするという。

 今回の提携により、セブン&アイの持つ店舗網、商品数と、アスクルの持つEC知見や物流プラットフォームを補完することで、お互いの経営資源を生かしたシナジー効果が期待できるとしている。また、相互送客では、ロハコに欠落している本や、エンターテインメント系のコンテンツ、食品、コスメ系などが拡充できるほか、オムニ7に足りない文房具、オフィス用品、インテリア、家具、PCなどの領域を補完する。

 また、セブン&アイでは、2017年度を開始年度とする中期経営計画において、EC事業を中心に推進してきたオムニチャネル戦略の見直しに取り組むとしており、リアルとITを融合させ、すべての購買データを補足するCRM戦略の強化を推進。EC事業も、商品やサービスの見直しを進め、利便性向上に努めるとしている。

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