ドローンが空から届けてくれるなんて、まさに「天の恵み」だ。
世界最大規模のコンビニエンスストアチェーンを展開する7-Elevenは、ネバダ州リノでドローンを使った顧客への配達77件を完了した。
配達はFlirteyと共同で行われた。Flirteyは商用ドローンを手がける新興企業で、2016年夏に7-Elevenとの協業を開始した。Flirteyが米国時間12月20日に発表したプレスリリースによると、同社は11月、リノにある7-Elevenの店舗から、カスタムアプリを利用して商品を注文した約10人の顧客の自宅まで、定期配送を実施したという。
人気を集めた商品は、温かい料理、冷たい飲み物、市販薬などだったと、Flirteyは述べている。平均すると、注文品の配達には10分もかからなかった。
77件の配達を完了したことで、7-Elevenは、Amazon.comやGoogleなどのテクノロジ大手と肩を並べることになる。Amazonは12月に入り、英国で初めてドローン配達サービス「Prime Air」で商品を配送した。WalmartとUPSのほか、Googleの親会社であるAlphabetも配送用ドローンをテストしている。たとえばAlphabetは、レストランチェーンChipotle Mexican Grillのブリトーをバージニア工科大学に配達するパイロットプログラムを開始した。ただし、これらの無人航空機(UAV)は依然として、広範にわたる規制や安全性の問題をクリアする必要がある。
Flirteyと7-Elevenは、2017年にドローンでの配達業務を拡大する計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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