シャープが新たなブランドとして2017年夏モデルより打ち出したフラグシップモデルのスマートフォン「AQUOS R」。7月7日にNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクから同時発売される。
これまで、同じ端末をベースにしながら各事業者向けに最適化することで、名称が異なるものを提供してきた。今回より1つに統一することで、シャープとしてのブランドを強化していく狙いがある。
AQUOS Rの“R”には、(1)Reality(臨場感のある映像美)、(2)Response(なめらかで俊敏なレスポンス)、(3)Reliability(長く使える信頼性)、(4)Robotics(人工知能がかしこくサポート)──という4つの意味が込められている。
AQUOS Rは、ディスプレイに高精細WQHD「ハイスピードIGZO」を搭載。従来よりも描画性能が上がったほか、画面に触れた際の反応速度も上がったことで、動画やウェブブラウジングが快適になった。AQUOSテレビで培った美しいディスプレイにより、HDR以外の動画もHDR画質のように綺麗な映像を楽しめる。また、ユーザーを探して振り向く充電台「ロボクル」を同梱する。
発売に伴い、新CMには女優の柴咲コウさんを起用すると発表した。シャープ IoT通信事業本部長の長谷川祥典氏は、「映像美、操作感、人工知能、信頼性のどの観点を見ても自信を持ってお届けできる製品。表参道に体験できる場も開設するので、一新されたブランドを知って、触れていただきたい」と意気込みを見せた。
柴咲コウさんも登壇し、AQUOS Rの写真を見た印象について「テカリやツヤ感も美しく再現されている。現実と作り物の世界の境目がなくなりそうなぐらいきれい。白いネコを飼っていて、(所有するスマートフォンで)毛並みまで写したいがなかなかうまくいかない。でもAQUOS Rならうまく写るかも」と語った。
7月15日~9月4日まで、AQUOS Rのショールームとして実際に体験できる場を表参道にオープンする。
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