Cygames、競走馬擬人化コンテンツ「ウマ娘」でライブイベント--ゲームなどの新情報も

 Cygamesは7月1日、メディアミックス作品「ウマ娘 プリティーダービー」のスタートアップイベントとなる「ウマ娘 1st EVENT Special Weekend!」を開催。ゲームの新キャラクター情報や新プロモーションビデオ(PV)、アニメプロジェクトのPVなどの新情報を公開。またキャスト陣によるライブを行った。

第2弾ゲームトレーラームービーより
第2弾ゲームトレーラームービーより

 ウマ娘 プリティーダービーは、オグリキャップやトウカイテイオーといった、実際に活躍した競走馬をモデルに美少女化した“ウマ娘”たちが活躍するメディアミックスプロジェクト。すでにCDやウェブラジオ、コミックスの展開が行われており、スマートフォン向けゲームの開発やアニメの制作が進められている。

 ウマの耳としっぽが生えた人間と少しだけ違う種族で、超人的な走力を持つアイドルのウマ娘が通う、日本ウマ娘トレーニングセンター学園(トレセン学園)を舞台に、この世界のスポーツエンターテイメント「トゥインクル・シリーズ」への出場や勝利を目指すという内容。プレーヤーはトレセン学園の教師兼トレーナーとしてウマ娘を指導する。

 イベントで公開したゲームの新PVでは、ウマ娘たちの育成画面を公開。新曲「ENDLESS DREAM!!」をバックに、ゲームの舞台であるトレセン学園にてウマ娘たちがさまざまなトレーニングに励む姿が収録されている。登壇したCygamesコンテンツプロデューサーの石原章弘氏によれば「“ガチ”な育成ゲーム」として開発を進めているとのこと。また配信時期については2018年を予定しているという。

 また、「名前予想クイズ」として展開していた新キャラクター41人の名前ならびに担当声優を公開。すでに公開されているウマ娘も含めると59人が登場することになっている。

  • 発表された新キャラクターたち(一部)。サクラバクシンオー

  • ハルウララ

  • ニシノフラワー

  • ビワハヤヒデ

  • アグネスタキオン

 アニメプロジェクトはCygames、TOHOアニメーション、ランティスによって進行中。制作スタジオはP.A.WORKSが担当する。アニメについてもPVが公開され、ウマ娘たちの日常風景が描かれている。石原氏によれば、アニメはスペシャルウイークの視点による内容としている。放送時期は2018年予定で「そうお待たせしない」(石原氏)という。

舞浜アンフィシアターの特徴的な半円形のステージを舞台に、キャスト陣が熱唱
舞浜アンフィシアターの特徴的な半円形のステージを舞台に、キャスト陣が熱唱

 イベントにはスペシャルウィーク役の和氣あず未さん、サイレンススズカ役の高野麻里佳さん、トウカイテイオー役のMachicoさん、ナリタブライアン役の相坂優歌さん、エアグルーヴ役の青木瑠璃子さん、ゴールドシップ役の上田瞳さん、タイキシャトル役の大坪由佳さん、メジロマックイーン役の大西沙織さん、ウオッカ役の大橋彩香さん、ダイワスカーレット役の木村千咲さん、エルコンドルパサー役の高橋未奈美さん、オグリキャップ役の高柳知葉さん、ヒシアマゾン役の巽悠衣子さん、グラスワンダー役の前田玲奈さん、フジキセキ役の松井恵理子さんが出演。ゲームやアニメの本格展開はまだ先の状態ながらも、ファンである“トレーナーさん”たちが客席を埋め尽くし、満席状態に。

ゲストを含む、イベントに出演したキャスト陣
ゲストを含む、イベントに出演したキャスト陣

 イベントは3部構成で、第2部はトークパートとして前述したゲームやアニメの新情報を告知したほか、新キャラクターの発表にあわせてセイウンスカイ役の鬼頭明里さん、サクラバクシンオー役の三澤紗千香さん、ナリタタイシン役の渡部恵子さんの3人がゲストとしてあいさつを行った。また、キャスト陣が自ら演じるキャラクターを描いて、クオリティが高いイラストを、第2部のみ中継されたニコニコ生放送での投票によって決めるコーナーも設けられ、力作から“迷作”までそろったイラストに場内もコメントも盛り上がっていた。

第2部では、ゲストを含めた全員による「うまぴょい伝説」の披露も
第2部では、ゲストを含めた全員による「うまぴょい伝説」の披露も

 第1部と第3部はライブパート。テーマソングの「うまぴょい伝説」をはじめとして、ユニット曲からソロ曲までさまざまな楽曲を披露。これまでもCDの発売記念イベントとして歌を披露したことはあるものの、本格的なライブイベントは初めてということもあり、キャスト陣も奮戦。出演した15人全員にソロ曲が用意されていることもあってか、個々に持ち味を生かしたステージを展開した。ライブパートはそれぞれおよそ1時間ずつノンストップで進行し、イベント全体では延べ24曲を披露。ステージをより魅力的に表現するダンサーも多数登場するなど、コンテンツにかける強い意気込みを感じさせるものとなっていた。

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