Appleが販売しているBluetoothワイヤレスヘッドセット「Air Pods」だが、混雑する通勤電車のなかでも使っている人を意外と見かけない。決して売れ行きは悪くないらしいものの、耳の穴から綿棒やうどんが垂れ下がっているように見えるフォルムが、その理由だろうか。しかし、左右のイヤーピースが完全に独立したAir Podsは魅力的だ。
そこで今回は、小さな円筒形で耳栓のような形状をした、Bluetooth 5.0対応イヤホン「Touch」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Touchは、Air Pods同様、右耳用と左耳用のイヤーピースが分かれているBluetoothイヤホン。直径13.9×長さ21mmの円筒形をしており、装着すると耳に隠れるという。マイクも内蔵しており、ヘッドセットとして通話や音声アシスタント「Siri」「Cortana」「Google Assistant」の操作にも使える。
スマートフォンや音楽プレーヤとの通信には、Bluetooth 5.0を利用する。現在多くの無線イヤホンが対応しているBluetooth 4.2に比べ、通信可能距離が4倍長い。屋外だと最大200m、屋内だと最大40m離れても通信できるため、接続が切れにくそうだ。
また、マルチポイント接続により、同時に複数のBluetoothデバイスと接続可能。音楽プレーヤで音楽を楽しんでいる際、スマートフォンに着信した電話に応対したり、2台あるスマートフォンのうち着信した方の電話を取ったりできる。
充電は、Air Podsの場合と同じくケースに入れると始まる。フル充電で3時間の音楽再生または通話に対応。ケースでフル充電すると、バッテリ駆動時間をさらに3時間増やせる。
Indiegogoでの目標金額は1万ドル。記事執筆時点(日本時間6月27日18時)でキャンペーン期間は17日残っているが、すでに目標の7倍近い約6万7000ドルの資金を集めている。
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