地図および位置情報サービスを提供するオランダのHERE Technologies(HERE)とパイオニアの子会社であるインクリメント・ピーは、自動運転時代に向けたグローバルな地図ソリューションの実現を目的とした基本契約を締結したと発表した。両社は、2月に戦略的提携合意を共同で発表、検討を進めてきた。
今回の協業により、各々が保有する標準地図データを既存および将来の商品やサービスに活用でき、今下期よりグローバル地図データの提供を開始する予定とのこと。共通フォーマットなど一貫性のあるグローバル地図データの供給を検討していく。
また、安全・効率的・快適な自動運転を可能とするために必須となる高精度地図の共用化に向けて評価を開始。自動運転車両メーカー向けに、グローバルで一貫性のある高精度地図データの提供を目指すとのこと。両社は、それぞれ日本で高精度地図協調領域における基盤を提供するダイナミックマップ基盤企画(6月30日にダイナミックマップ基盤へ社名変更)の活動と連携していく。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス