「WannaCry」が再び話題になっている。このランサムウェアのために、日本で自動車工場が一時操業停止を強いられたからだ。
Reutersなどの報道によると、6月19日、本田技研工業(ホンダ)のネットワークにWannaCryが侵入し、狭山工場での生産を停止する必要に迫られたという。狭山工場では、乗用車「アコード」やミニバンの「オデッセイ」「ステップワゴン」など、合計で1日約1000台を生産している。
ホンダの広報担当者はReutersに対し、WannaCryは日本、北米、欧州、中国など複数の地域で、同社のネットワークに侵入したと述べた。ホンダはWannaCryの拡散が始まった5月に、ネットワークのセキュリティを強化していたが、どうやらその努力は実を結ばなかったようだ。
操業が止まったのは狭山工場のみで、同社の他の工場を止める必要はないという。20日に生産を再開したと、複数メディアが報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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