ソフトバンクは6月22日、AI(人工知能)を活用したサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason(サイバーリーズン)」を提供する米Cybereasonに、単独で1億米ドル(約111億4000万円)を追加出資すると発表した。
Cybereasonは、エンドポイントでの検知と対処、次世代のウイルス対策、マネージドサービスを提供する企業。同社の企業向けサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」は、すべてのエンドポイントで振る舞いを検知し、悪意のある行動を操作しやすい管理画面で確認できるという特徴がある。
ソフトバンクは2016年1月に、Cybereasonと合弁でAIを活用した企業向けサイバー攻撃対策プラットフォームを提供する「サイバーリーズン・ジャパン」を設立。サイバーリーズン・ジャパンをCybereasonの日本総代理店として、現在ソフトバンクが日本市場で販売をしている。
ソフトバンクではすでに、同社主導で既存株主2社と合わせて総額5900万米ドルを2015年9月に出資しており、今回の追加出資によりCybereasonの筆頭株主となる予定。サイバーセキュリティー市場でのCybereasonの競争力を強化するとともに、サイバーリーズン・ジャパンを通して国内事業を拡大するとしている。
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