プログラミング教育用のアプリ開発ツールなどを提供している英国FUZE Technologiesは、任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)上で同ゲーム機向けアプリを作るための開発環境「FUZE Code Studio for Nintendo Switch」をリリースすると発表した。販売価格や機能などの詳細は明らかにしていないが、2018年第2四半期より提供するとしている。
FUZEは、FUZE Technologiesが「Windows」と「Raspberry Pi」用に提供しているコーディング学習環境。学校教育現場での利用を想定しており、生徒や教師が短期間でコーディングを学べるという。英国ではすでに数百校の学校が導入し、さまざまな科学・技術・工学・数学(STEM)体験イベントでも使われているそうだ。
Nintendo Switch用のFUZE Code Studioは、テキストベースのプログラミング言語を採用しており、2次元(2D)や3次元(3D)のゲームなどを自作できる。本体をドックに接続すれば、開発したソフトウェアをテレビに映し、友達や家族と一緒に楽しめる。
FUZE Code Studioで開発するプログラムからは、コントローラ「Joy-Con」のセンサに対するアクセスや、Joy-Conの制御が可能。シンセサイザおよび音声合成エンジンのプログラムにも対応する。
コードは、FUZEのソフトキーボードやJoy-Conで入力できるほか、USBキーボードでも打ち込める。
なお、リリースに向けての情報や詳細スペックなどを知りたい場合は、公式サイトでメールアドレスを登録しておくとよい。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス