Appleは、社内情報の流出を防ぐために米軍、シークレットサービス、米連邦捜査局(FBI)、国家安全保障局(NSA)の元職員を雇用しているらしい。皮肉なことに、この情報が社内ミーティングの記録として流出し、The Outlineによって報じられた。
この記録は、Apple従業員を対象とした同社の機密情報保護に関する多数のプレゼンテーションの1つだったと同サイトは報じている。この会議からは、秘密主義で知られる同社が次期製品の情報を漏らさないためにどれだけ腐心しているかがうかがえる。
Appleは、今後の情報流出を防ぎ、また、情報が流出した場合はその流出源を突き止めるために、世界中から素晴らしい経歴を持つ多数の調査員を雇用している。The Outlineは、過去のリーク情報の多くが中国にある同社の製造施設から流出したものだったが、最近では、カリフォルニア州にあるApple施設など、本拠地に近い場所で情報が流出していると指摘している。
次期「iPhone 8」についてもリーク情報とされるものが大量に流出している。Appleの社内ミーティングによって、主要製品発表に関するサプライズ情報をAppleが守り切れるどうかは、9月とされる10周年記念「iPhone」の発表時に分かるだろう。
米CNETはAppleにコメントを求めたが、直ちに回答を得ることはできなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス