Microsoftが最も要望の多かった機能の1つをモバイル版「Outlook」に追加する。具体的には、連絡先を追加および編集する機能のことだ。
米国時間6月5日のブログ投稿によると、同社はこの機能をまず「iOS」版Outlookに追加する予定だという。ただし、具体的な公開日は明示されていない。「Android」版Outlookについては、この機能は依然として「近日中に公開」と説明されている(筆者の記憶が正しければ、1年以上前からそう説明されていたはずだ)。
1年以上前にAndroidスマートフォンに乗り換えたとき、筆者はスマートフォン上のデフォルトの連絡先アプリに連絡先を保存できないことにすぐには気付かなかった。筆者は当初、Android版Outlookアプリを本当に気に入っていたが、この制限、さらに2016年末から発生し始めた同期に関するいくつかの問題が原因で、筆者は定期的にOutlookアプリをリセットすることを余儀なくされた。それがきっかけで、筆者は代替アプリを探すようになった。
幸い、筆者は「Nine Mail」を見つけることができた。Nine Mailは、完全な機能を備えたAndroid版Outlookの代替アプリで、9Folders Inc.が提供している。筆者はこのアプリを発見してから、ずっと使っている。Android版Outlookは無料で利用できるのに対し、Nineは9.99ドルで購入する必要があるが、筆者はNineに移行したことに今でも満足している。
また、モバイル版Outlookの連絡先カードも再設計されている。ブログ投稿には次のように書かれている。
「メッセージやイベント内の名前をタップすると、電話番号、電子メールアドレス、Skype IDを含むそのほかの詳細情報、その連絡先の写真にアクセスできる。電話番号をタップすると、その連絡先への電話発信、メッセージ送信、または『FaceTime』発信のいずれかを選択することができる」
「さらに、新しい連絡先カードには、最近の会話や共有された添付ファイル、その連絡先との近々の予定が表示されるようになった」
連絡先の編集に関するOutlookの機能には、今でもいくつかの制限がある。
Microsoftのブログ投稿には、次のように書かれている。「iOSとAndroidの根幹をなす機能が原因で、Outlookはユーザーのスマートフォンに対して、連絡先情報を一方向的にプッシュする。Outlookで新たに追加された連絡先や変更は、スマートフォンに内蔵の連絡先アプリと同期される。しかし、その連絡先アプリで行われた編集は、Outlookやユーザーの電子メールサービスと同期されない」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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