スプレッドシートに詳しい人なら、「=AVERAGE(Sheet1!C2:C933)」のようなコマンドもごく簡単に書けるだろう。そうでない人にとって、表計算アプリ「Googleスプレッドシート」に人工知能(AI)が組み込まれるということは、「What are the average sales for Sunday?(日曜日の平均売上高は?)」と聞くだけで済むようになる、ということだ。
Googleが米国時間6月1日に発表したAIに関するアップデートは、平易な言い回しによるコマンドを理解できるようにしようとする取り組みにおいて、Googleスプレッドシートが出した最高の成果だ。さらに例を挙げれば、「What is the distribution of products sold?(販売された製品の分布は?)」「Histogram of 2017 customer ratings(2017年の顧客評価のヒストグラム)」「Bar chart for ice cream sales(アイスクリームの売り上げを示した棒グラフ)」といったコマンドも使える。
これ以外にも、Googleスプレッドシートには新たな改良が施されている。Googleスプレッドシートは、文書処理ツールの「Googleドキュメント」およびプレゼンテーション作成ツールの「Googleスライド」とともに、生産性スイート「G Suite」の主力ツールとなっている。主な変更点は以下の通りだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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