シャープと野村不動産は、大阪市阿倍野区にあるシャープ田辺ビルの敷地を利用し、住宅とオフィスを核とした「シャープ スマートタウン(仮称)構想」の検討を共同で進めることに合意したと発表した。
田辺ビルは、シャープ創業の地。経営再建の一環として売却したが、2016年10月に再取得している。コーポレート宣言である「Be Original.」の象徴として、活用方法を検討しており、今回スマートタウンとして生まれ変わる。
シャープは、「人に寄り添うIoT」として、AIoT(AI×IoT)技術、音声対話技術などを使った、機器と人が通じ合うスマートホームや働く人々が活躍できるスマートオフィスなどの構築を目指す。一方、野村不動産は「PROUD」シリーズの分譲マンションを手掛けており、千葉県船橋市にスマートタウン「ふなばし森のシティ(プラウド船橋)」も建設している。
シャープはスマートオフィス構想を盛り込んだ、中核拠点となりうる自社ビルの建設を、また、シャープと野村不動産は協力して、両社の強みを結集させた先端のスマートマンションの建設を目指すとしている。
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