ウエルネスデータ、会員制ヘルスケアサービス「JouleLife CLUB」を開始

 ウエルネスデータは5月12日、専門家によるライフスタイルに寄り添ったオンライン健康改善アドバイスやジムでの対面指導を提供する月額会員制ヘルスケアサービス「JouleLife CLUB」を開始すると発表した。

 同社はこれまでも、食事記録不要のダイエットアプリ「JouleLife」により、食事記録を必要とせず、年齢、性別などの基本情報とアプリに蓄積された身体・活動データから、基礎代謝、活動量、推定食事量を可視化し、理想体型に向けた適切なアドバイスを提供してきた。

 今回提供を開始する「JouleLife CLUB」では、スマートウォッチをレンタルし、アプリとスマートウォッチで得たより詳細なライフログデータを基に、トレーナーや管理栄養士、ドクターなどの専門家による個人に最適化された健康改善アドバイスを提供する。


 同社によると、スマートウォッチは近年注目度が増し、さまざまな商品が登場しているが、「使ってはみたもののメリットを感じられず身に着けなくなった」、「興味はあるけど使いこなせるか心配で買えない」という声もあるという。その理由として、ユーザーにとって蓄積データの解釈が難しいことを挙げている。


 そこでJouleLife CLUBでは、アプリと北欧発のGPSスポーツウォッチ「SUUNTO」の併用により、蓄積したアウトドアアクティビティや運動時の心拍・活動データを、専門家が解釈して適切にアドバイスするサービスを開始する。加えて、提携先のパーソナルジムやヨガスタジオで対面指導も提供する。

 なお、コースによってレンタルされる端末が異なる。ベーシックコースで使用する「SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR」は、光学式の心拍計測機能が搭載されたマルチスポーツ対応の軽量モデル。ランニングや自転車、また日常生活のライフログに適している。

 一方のプロコースで使用する「SUUNTO SPARTAN ULTRA」は、気圧センサなどを備えたSUUNTOのハイエンドモデルで、腕を不規則に動かすラケットスポーツや登山などのアクティビティ、運動強度の高い本格トレーニングに向いている。

 料金は、いずれも税別で、ベーシックコースが月額約2980円、年額で約2万9800円。プロコースは月額約3980円、年額で約3万9800円。

 JouleLife CLUBは、同日よりウェブサイトで申込みを開始している。アプリとスマートウォッチのデータ連携は当初手動となるが、今夏にはシステム連携し、取り扱う機器も拡充する予定。

 また、対面指導を受けられる提携先は現在東京都内に5拠点だが、都市部を中心に2017年度末までに30拠点に拡大していく予定という。


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