Rakuten Koboは5月2日、新型電子書籍リーダー「Kobo Aura H2O Edition 2」を発表した。5月23日より、日本やカナダを含む世界11カ国で販売を開始する。希望小売価格は1万8500円(税抜)。
Kobo Aura H2O Edition 2は、2015年2月から国内で一般販売している「Kobo Aura H2O」の後継モデル。より進化した防水機能「HZO Protection」や、読みやすさを追求したフロントライト技術「ComfortLight PRO」を搭載しながら、従来モデルと同一価格を実現した。
HZO Protectionは、水深2mで最大60分間の耐久が可能な防水性を備える。端末の内部に塗布されたコーティング技術により、USBポートのカバーがなくとも浸水に耐えられるのが特徴。これにより、入浴中やプールサイドでも安心して利用できるようになった。
ComfortLight PROは、ブルーライトの放出量を調節する機能。昼間の読書に適した明るい白色の昼光色から、就寝前の読書に適したオレンジ色の電球色まで調整できる。また、就寝時間の設定により、その時間に合わせて太陽光の自然な移り変わりを模倣した色相調整にも対応する。
ディスプレイは、コミック本とおよそ同一のサイズの6.8インチ電子ペーパー「Carta E Ink HD タッチスクリーン」(解像度1440×1080ピクセル、265ppi)を採用。ページめくりがスムーズにおこなえるほか、紙書籍に近い読書体験が可能だ。また、一世代前の「Kobo Aura H2O」より、厚さは9.7mmから8.8mmへ薄くなり、重さも233gから207gへ軽量化されている。
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