Advanced Micro Devices(AMD)は米国時間5月1日、2017会計年度第1四半期(4月1日締め)を発表した。市場の期待に応える内容だったが、株価は時間外取引で下落した。
アナリストらの予想通り、売上高は9億8400万ドル、非GAAPベースの純損失は3800万ドル(1株あたり4セント)だった。
最高経営責任者(CEO)Lisa Su氏によると、売上高が前年同期比18%増となったのは「Ryzen」プロセッサへの需要によるところが大きいという。
コンピューティングおよびグラフィックス部門の売上高は前年同期比29%増、前期比1%減の5億9300万ドルだった。高性能なデスクトップ向けRyzenプロセッサの発売当初の売上高は、第1四半期におけるモバイル向けプロセッサやGPUの売上高減少を完全に相殺するには至らなかった。
一方、エンタープライズ、組み込み、セミカスタム部門の売上高は前年同期比5%増の3億9100万ドルだった。セミカスタムSoCの売上が季節柄落ち込んだことで、売上高は前期比で23%減となった。
同社は第2四半期見通しとして、売上高が前期比およそ17%増(プラスマイナス3%)になるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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