あるハッキンググループが、Netflixのオリジナル作品「Orange Is the New Black」の次期シーズンの最初の10話を海賊版ウェブサイトに公開したと述べている。Netflixが身代金の要求に応じなかったためだという。この集団は、他のネットワークにも脅しをかけている。
「thedarkoverlord」という名のハッカーが米国時間4月28日と29日に、ツイートとウェブサイト「Pastebin」への投稿で明らかにした。米CNETは、ファイルが本物であるかどうかを確認できなかったが、Netflixは状況を把握しているようだ。
同社は、「複数の主要テレビスタジオの仕事を請け負う制作ベンダーのセキュリティが攻撃され、管轄の警察当局が対応している」と米CNETやメディアサイト各社への声明で述べた。
新シーズンは6月9日から始まって13話で構成される予定だ。ハッカーは、自分たちが同番組にアクセスしたときは最初の10話しかなかったとしている。
このハッカーは、他のネットワークも同集団の攻撃から逃れられないとし、さらなる番組をインターネットにリークすると脅している。「ABC、National Geographic、Fox、IFC、そしてもちろんNetflixもだ」とPastebinの投稿に記している。
この脅しは、何らかの身代金の要求に関連しているようだ。ハッカーは、メディア企業各社がリークを防ぐための「取引条件」はまだ有効だとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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