ついにその時が来た。「Googleの飛行船」という言葉を書いてみても、何の違和感もないように思える。シリコンバレーは、とうとう一周して元に戻ってきたのだ(訳注:同地には1930年代に米海軍の飛行船の基地があった)。
目くるめくレトロフューチャーな空の旅の時代は、もうすぐそこまで迫っているのかもしれない。Bloombergの記事が、Googleの共同創立者Sergey Brin氏が自分専用の飛行船を製作していると、このプロジェクトについてよく知る4人の人物の発言をもとに伝えているのだ。
伝えられるところでは、この飛行船の製作は、カリフォルニア州マウンテンビューにある米航空宇宙局(NASA)のエイムズ研究センターの格納庫で、極秘扱いで行われているという。同センターは、Googleのグローバル本社から車でほんの10分ほどのところにある。
Brin氏は、未来的な移動手段とは縁が深い。自動運転車の台頭を予言したほか、同氏の右腕で共にGoogleを創業したLarry Page氏も、空飛ぶ自動車の実現を目指す新興企業、Kitty Hawkに出資している。
Googleは、この件に関するコメントの要請に応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」