Twitterがようやく負の業績サイクルから抜け出し、ユーザー数増加の兆しを見せた。
同社によると、月間アクティブユーザー数(MAU)は第4四半期の3億1900万人から約6%増加して、第1四半期には3億2800万人になったという。同サイトの平均デイリーアクティブユーザーは前年同期比で14%増加した。
その他の数値として、第1四半期の純損失は6200万ドル(1株あたり9セント)で、第4四半期の純損失1億6700万ドル(1株あたり23セント)から減少した。
売上高は前年同期比8%減の5億4800万ドル、非GAAP利益は1株あたり11セントだった。
アナリスト予想では、売上高5億1200万ドル、1株あたり利益1セントとされていた。売上高は減少したものの、Twitterの株価は立会時間前取引で11%以上上昇した。
決算報告のその他の部分については、Twitterによると、データライセンスなどの売上高が前年同期よりも1000万ドル増加したが、広告売上高は前年同期比で11%減少したという。広告形式としては、第1四半期には動画の業績がTwitterで最も高かった。
Twitterは、2017年を通して売上高がユーザー数増加に「意味を持って遅れる形で」増加すると見込んでいるとした。
Twitterは引き続き、同社プラットフォームをユーザーにとって使いやすいものにするための複数の取り組みを進めている。その1つとして力を入れているのが、プラットフォーム上での不適切な行為を減らすための取り組みだ。
「悪質な行為が見られるアカウントの検出と削除に向けて有意義な進歩があり、その結果、サービス全体で不適切な行為の報告が減少している」(同社)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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