Appleは、「Live Photos」に対応するJavaScriptベースの新API「LivePhotosKit」を通じて、Live Photosをウェブに埋め込めるようにした。9to5Macが報じた。これはユーザーというより開発者の要望に応えたものだが、より多くのウェブサイトで、ユーザーがLive Photosを共有できることになりそうだ。
Appleは、同社の開発者向けニュースページで次のように述べている。「この新しいJavaScriptベースのAPIにより、ウェブサイトにLive Photosを埋め込むのが簡単になる。『iOS』や『macOS』でLive Photosを表示する以外に、ユーザーがウェブ上でLive Photosを表示させることも可能になる」
Appleは、「LIVE」アイコンの上にマウスポインタを乗せると動画が再生される2つのクリップのデモを公開した。
Appleのドキュメントでは、開発者がLivePhotoKitを使用してウェブページ上にLive Photosプレイヤーを作成できることを説明している。このプレイヤーは、iOS、macOS、「Windows」の主要ブラウザに対応するほか、「Android」版「Google Chrome」ではベータ版として利用できる。
「JavaScript APIは、画像や動画のタグのように、プレイヤーをDOM要素の形で表示する。写真および動画リソースやその他のオプションとともに設定でき、再生は利用する開発者がプログラムで制御するか、あるいは事前に用意されたコントロールを通じて、ブラウズするエンドユーザーが制御する」(Apple)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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