E・マスク氏、共感性テレパシー開発に取り組む--新会社Neuralinkの計画を明かす

Richard Nieva (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年04月24日 13時31分

 TeslaとSpaceXの最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏は米国時間4月20日、自身が創設した新会社Neuralink Corpの計画を明らかにした。ウェブサイト「Wait But Why」とのインタビューによると、Neuralinkは脳にデバイスを埋め込むことで、人間の脳とコンピュータインターフェースをつなぐ方法の開発に取り組んでいるという。

Elon Musk氏
Elon Musk氏
提供:Scott Olson/Getty Images

 当面の目標は、発作や麻痺など、脳に深刻な損傷のある患者を助ける製品を開発することだ。Musk氏は4年後にそうした製品を発表したいと考えている。健常者がそうした製品を利用できるようになるのは、約8~10年後になる見通しだ。これがいつ実現するかは、規制当局の承認によって大きく左右されるとMusk氏は警告した。

 人々が「コンセンシュアル(共感性)テレパシー」を行う方法を開発することが狙いだという。

 「現状では、頭の中にたくさんの考えがあっても、脳はそれを音声や文字入力といった極めて非効率的なデータに圧縮する必要がある」(Musk氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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