GoProは2年前から、商用の仮想現実(VR)向けキャプチャシステムの開発に深く関わってきた。最初が、Googleの「Jump」用に最適化された「Odyssey」で、その次が、ずっと小型の「Omni」だった。そして今回は、ウェアラブルタイプの「Fusion」だ。
6台の「HERO4 Black」カメラを接続して同期したOmniや、16台のカメラを連結したOdysseyと違って、Fusionは、GoPro用のマウントや周辺機器を使えるほど小さい5.2K解像度の全天球カメラ1台で構成されている。VRコンテンツも非VRコンテンツも取り込める。
4K解像度の動画は、HD画質を維持したまま被写体を中心とするデジタルトリミングが可能だが、Fusionは、それと同じように5.2K解像度の全天球動画から通常のHD画質動画を取り込める「OverCapture」機能を搭載している。
Fusionは商用利用を前提としている。関心のある人は、2017年夏にスタートする予定のパイロットプログラムに申し込むことができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス