口から虹が出るエフェクトを使いたくない人も、もう悩まなくていい。「Snapchat」に新たなオプションが追加されたからだ。
Snapchatには、前面カメラで撮影した顔に特殊なエフェクトを重ねられる「レンズ」という機能がある。これと同じように、背面カメラを使ってエフェクトを追加できる機能「World Lenses」が、今回新たに登場した。
World Lensesを適用すると、虹や雲などの3Dエフェクトを、被写体の顔ではなく場所に重ねて表示できる。
背面カメラの使用中に画面をタップすると、さまざまな3Dオブジェクトを選んで配置できる。画面に映ったオブジェクトの周りを歩いてもいいし、オブジェクトを宙に浮かべたままにしておいてもいい。Snapchatによると、この3Dエフェクトは毎日アップデートされるという。
Snapchatの開発元であるSnapはしばらく前から、拡張現実(AR)の体験をもたらす機能を開発してきた(ただし同社は、そうした機能をARとは呼んでいないが)。その最初の例が初期のLensesで、自撮り写真の顔に子犬の耳を追加したり、複数の被写体の顔を交換して気味の悪い(または面白い)写真に変えたりできる。
第2の例はカメラ内蔵サングラスの「Spectacles」で、Snapchatとともに利用して10秒間の動画を撮影できる。
World Lensesは、Snapが3月の株式公開後にリリースした2つ目の主要な機能だ。一方、SnapのライバルであるFacebookも、「Instagram Stories」や「Facebook Stories」など、Snapchatに似た機能を相次いでリリースしている。
だが、このような後追い機能の登場にもかかわらず、米国の10代の若者の間では今もSnapchatの方がより高い人気を集めていることが、Piper Jaffrayの調査で明らかになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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