この“R”には、(1)Reality(臨場感のある映像美)、(2)Response(なめらかで俊敏なレスポンス)、(3)Reliability(長く使える信頼性)、(4)Robotics(人工知能がかしこくサポート)──という4つの意味が込められている。
特に注目したいのは、Reliabilityの部分だ。「買った後1年でなく、より長く使っていただきたい」(小林氏)とし、発売から2年間、OSのアップデートを保証するという。
なお、サイズは約153mm×74mm×8.7mmを目標にしているという。チップセットはQualcomm Snapdragon 835 processor、ディスプレイは約5.3インチWQHDでハイスピードIGZO/HDR10対応だ。OSはAndroid 7.1、バッテリは3160mAh。メモリは4Gバイト、容量は64Gバイト(UFS Type)。IPX5、IPX8/IP6Xの防水/防塵機能を持ち、全面指紋センサを搭載。ワンセグ・フルセグ、FeliCaやNFCにも搭載するハイスペックモデルだ。
アウトカメラが約2260万画素/F1.9/広角(22㎜相当)で、インカメラは約1630万画素/広角(23㎜相当)。アウトカメラは風景をワイドに撮影でき、インカメラも撮影者に加え3~4人で写れる広角カメラを採用している。従来の光学式手ブレ補正に加え、動きながらの撮影に強い電子式手ブレ補正を搭載し、ブレの少ない写真や動画が撮れるとしている。
ディスプレイは、残像を抑え1秒間に120回表示を更新できる120Hz駆動を実現した。動きの激しい動画や画面スクロール時の文字もくっきり見やすく、従来モデルで採用していた60Hz駆動より2倍速いレスポンスだ。また、同社2016年夏フラッグシップモデル比で、液晶の応答速度を約1.5倍高速化。撮りためた画像のスクロールもさらに素早く、なめらかに表示できるようになっている。
風景の奥行きや素材の質感までもリアルに表現する高画質技術「HDR」に対応し、さらに本モデルで撮影した動画も表現豊かに表示できる「バーチャルHDR」を搭載している。
また感情豊かに話しかけてくれる人工知能「エモパー」がさらに進化。行動や習慣を学習し、未来の予定や時期にあわせてやるべきこと(ToDo)を提案。さらに動く充電台「ROBOQUL(ロボクル)」にセットすると、通りがかった人の顔を判別して話しかけたり、電話着信時やアラーム鳴動時にインカメラでユーザーを探して、振り向いて話したりする機能を備えている。
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