Diapers.comやSoap.comなど、AmazonのQuidsi部門が運営する6つの小売サイトが、米国時間4月19日に正式に終了する。
Amazonでは、対象のすべてのサイトを同日にAmazon.comに移すとしており、現在は各サイトに移行を知らせるバナーを表示してユーザーに注意を促している。
Amazonは、2010年にQuidsiを5億4500万ドルで買収した。しかし、黒字に転換できなかったため、Quidsi事業を終了することを3月に明らかにしていた。
今回の決定は、オンライン事業の拡大に多額の資金を費やしていたAmazonが、コスト削減に関心を持つようになったことを示す出来事かもしれない。あるいは、5億ドル以上もの資金を費やしたにもかかわらず、Quidsiの業績見通しが振るわなかったという単純な理由による可能性もある。
Amazon.comの新しいランディングページはシンプルなレイアウトが特徴で、ユーザーはこのページから、Amazon.com、Quidsi Retail、またはその他の小売業者の商品販売ページに誘導されることになる。
Quidsiはこれまで、Diapers.com、Soap.com、Wag.com、Yoyo.com、Casa.com、BeatyBar.comを運営してきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」