三井不動産は4月17日、ビジネス創造に注力したコワーキングスペース「31VENTURES Clipニホンバシ」を拡張して東京都中央区日本橋本町3丁目に移転、新装オープンしたと発表した。
31VENTURES Clipニホンバシは2014年4月に開設。大企業とベンチャー企業の出会いによる共創やビジネス創出に注力したコワーキングスペースとして、起業家や、大企業の新規事業担当者、クリエイターなどに利用されている。今回、利用者拡大や利便性の向上、オープンイノベーションへの取り組み強化を目指し、Clipニホンバシビルを建設。面積を拡張した1階に移転した。
なお、移転にともない、セミナースペースの収容人数を最大50人から100人に拡大。より大規模なイベントの開催が可能となった。また、ワークスペースの席数が60席から90席に増えており、イベント開催時でもゆったりとワークスペースが利用できるという。
施設への入室には、千葉県柏市にある「31VENTURES KOIL」と同一のICカードを導入。31VENTURES会員の双方施設利用も容易になった。さらに、新たなサービスとして同施設での法人登記も可能(別途、オプション契約が必要)だ。
31VENTURES Clipニホンバシは、仲通りにつながる江戸通りに面したロケーションで、アクセスと視認性の良さが特徴。ゲストから新規事業のアイデアや立ち上げプロセスを聞くセミナー形式のものから、大企業とベンチャー企業が共にチームを組むアクセラレートイベントまで、さまざまなイベントを定期開催する。
同ビルの2~3階には、2013年に世界初の民間商用超小型衛星の打ち上げに成功した超小型人工衛星を開発するベンチャー企業のアクセルスペースが入居。また、優れた技術を有した企業の海外展開を支援するプログラム「ManGo Factory」も2017年6月より入居するという。
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