米国時間4月7日夜、テキサス州ダラス市で156カ所の緊急サイレンが鳴り、住民が飛び起きることとなった。ハッカーの仕業とされている。
ダラス市の緊急事態管理当局を率いるRocky Vaz氏は4月8日の記者会見で、7日深夜、同市の全サイレンに信号を送るシステムの一部に侵害が始まったと述べた。捜査当局が、警報を作動させた主体を突き止めようとする中、サイレンのシステムは8日午前1時20分頃に停止されたとCBS Dallas/Fort Worthは報じている。
「156のサイレンシステムを危険にさらさないために必要なあらゆる予防措置と手順を考慮に入れ、できるだけ迅速にシステムを停止した」(Vaz氏)
市当局はシステムへのハッキング方法について言及していないが、ダラス地域から侵入されたと考えている。将来この種のハッキングを未然に防ぐため、現在、防御措置の導入に取り組んでいるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」