レバレジーズは4月5日、プログラミング未経験者一人一人に合ったスクールの紹介と卒業生の就職を斡旋する新事業「レバテックビギナー」を開始すると発表した。プログラミングスクール7社と提携し、年間350人の紹介・卒業生斡旋を目指すとしている。
レバテックビギナーは、エンジニアを志す人を対象とした技術習得・就職支援サービス。会員登録すると、専門知識を持ったカウンセラーにより、一人一人の要望に沿ったプログラミングスクールが紹介され、各スクールでは授業料割引など会員限定の特典が用意される。希望するスクール卒業生にもカウンセリングを行い、就職先までサポートするという。
提携するスクールは、「Dive into Code」「TechAcademy」「TECH::CAMP」「CodeCamp/CodeIncubate」「Web スク/WebCamp」「G’s ACADEMY TOKYO」「MASTERPLAN」。
経済産業省によると2015年現在で国内のIT人材は17万人不足しており、2030年にはその4倍以上の約79万人にのぼると予測されている。独立行政法人情報処理機構がまとめた「IT人材白書2016」でも、国内IT企業の91.2%が人材不足を訴えるなど、エンジニアをはじめとしたIT人材不足は年々深刻化しているという。
また、レバレジーズの年間新規登録者のうち、約300人がプログラミング未経験者だという。プログラミング技術の習得を支援し、即戦力として就職先を紹介することが未経験者のキャリアアップと企業のエンジニア不足解消につながると考え、レバテックビギナーを開始したと説明した。
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