スマートウォッチの利便性と、アナログ時計の視認性を兼ね備える腕時計として、機能をスケジュール表示に限定した「Calendar Watch」や、スマートフォンの通知と一部連携機能に絞った「Stark」を以前取り上げた。
今回は、これらより高機能な、アナログ時計ベースの本格スマートウォッチ「ZeTime」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
ZeTimeは、実際の長針と短針で時刻を示すスマートウォッチ。文字盤がディスプレイになっていて、好みのフェイスに変えたり、通知などの情報を表示したりできる。各種操作には、風防ガラスのタッチパネルと、側面のボタンおよび竜頭を使う。3気圧防水なので、水にぬれる環境でも安心だ。
時刻が針で表示されるため、ボタンなどを押すことなく、普通の腕時計のように見るだけで時間が分かる。メッセージ受信や電話の着信などを通知する場合は、針がディスプレイの表示内容を遮らない位置へ一時的に動くので、ストレスなく情報が読み取れる。
時刻は自動的にスマートフォンと同期されるため、海外旅行でいちいち現地時間に合わせ直す必要がない。また、フェイスの画面に異なるタイムゾーンの時刻を表示することも可能。
裏面にはLEDによる心拍センサが設けられており、アクティブトラッカーとしても使える。
バッテリ駆動時間は、アナログ時計としてのみ使う場合は30日間、スマートウォッチとして使うと3日間。バンドは一般的な22mm幅のものに対応し、簡単に交換できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月27日まで。記事執筆時点(日本時間3月28日14時)でキャンペーン期間は30日残っているが、すでに目標金額5万ドルの10倍近い約49万5000ドルの資金を集めている。
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